WTO・世界貿易機関のラミ事務局長は25日ジュネーブで、「ドーハ交渉を今年末成功裡に終結させるため、WTOは7月21日に30の主要経済国が参加する閣僚会議を開く」と発表しました。

　ラミ事務局長は、「このほど、各加盟国は関連問題について交渉し、一定の成果を上げたことから、ドーハ交渉を一段と速めていくべきだ。この交渉が年末に成功裡に終わる可能性は50％以上がある。しかし、7月の末までに最終協定に調印しなければ、終結させるためのチャンスはなくなり、152の加盟国が損失を受けるだろう」と述べました。

　ドーハ交渉に参加するEU・欧州連合の代表は、「まだ多くのことをやる必要があるが、この交渉に参加する各方面が決意とその政治的願望を示せば、この交渉は成功する可能性がある」と語りました。（翻訳：董）