イランの革命防衛隊は9日と10日、数発の中・長距離地対地ミサイルを試射して、国際社会の注目を集めています。
アメリカのゲーツ国防長官は9日、「イランのミサイル発射はアメリカの心配を示すと共に、ヨーロッパでミサイル防衛システムを設置する必要性を証明している」と述べました。一方、ホワイトハウスのフラット報道官は10日、「アメリカとイランの間で軍事衝突が発生する危険が増えているわけではない」としました。
また、イスラエルのバラック国防相は10日、「イスラエルの利益が大きく脅かされるなら、イスラエルは直ちにイランへ行動を取る」と警告しました。
OPEC・石油輸出国機構のバドリ事務局長は10日、「イランへの軍事打撃はOPECの原油生産と供給にひどく影響を与えるに違いない」と明らかにしました。(翻訳:東)
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