北京市は、7月1日から、市内で、排気ガスの基準を超える自動車の走行を全面的に禁止しました。
現在、北京市には、排ガス基準を満たしていない自動車が30万台あり、その数は自動車全体の10%に過ぎませんが、排ガス量は50%を占めています。
特に、トラックは基準を大きく上回る車両が多く、こうしたトラックは夜間しか北京市内を走行できないため、夜間の北京の大気汚染濃度は昼間より20%高くなっています。
北京市の環境保護部門は、北京市内に通じるインターチェンジ、オリンピック競技場、選手が集中する場所などで、バス、タクシー、トラックなどの排ガス検査に力を入れています。
(翻訳 朱丹陽)
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