中国国家環境保護総局は4日、中国初の全国汚染源調査を2月にスタートさせることを明らかにしました。今回の調査は2007年に中国全土で汚染物を排出した工場や農業企業および生活の汚染源と汚染処理施設などを対象としています。
曽培炎副首相はこの日、国務院が主催した初めての全国汚染源調査に関するテレビ電話会議に出席した際、「汚染源調査を環境統計、環境観測と環境アセスメントと統合して、調査を通じて入手した情報を分析するほか、実用化されている環境対策などを普及させる必要がある。経済の安定かつ急速な発展を促進するため、科学的で、全面的かつ充実した環境情報を提供することができる」と述べました。
汚染源調査のテスト作業は去年10月に終わっており、2月から始まる汚染源調査は2009年の上半期まで続きます。現在、中国の各地には、汚染源調査の管理機構を開設し、その準備作業を進めています。(翻訳:KH)
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