アメリカのライス国務長官は28日、韓国の首都ソウルで、6ヶ国協議で結んだ共同文書に定められた義務を履行し、すべての核計画、核兵器と核燃料を廃棄するよう朝鮮に促しました。
韓国連合通信の報道によりますと、ライス国務長官はこの日、韓国の柳明桓(ユミョンファン)外交通商相と会談した後の記者会見で、「朝鮮が26日に提出した核計画申告書には、核兵器級のプルトニウムの数など重要なデータが記録されているが、問題視されている核拡散と濃縮ウラン、それに保有している核兵器の数などが含まれていない」とした上で、「朝鮮が提出する核計画申告書を検証するための協議を結ぶ必要がある」と強調しました。
ライス国務長官は29日午前、中国を訪問する予定です。(翻訳:KH)
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