中国会計審査署が24日発表した四川大地震の救援資金と物資に対する審査報告によりますと、6月12日までに、震災救援資金と物資を使用する中で、大きな違法行為などの問題はなかったということです。

　6月12日までに、中央財政は、合わせて190億元の救援資金を拠出し、被災地への救援物資の調達や購買および教育手当てなどに当てました。これら資金の使用状況は、良好です。また、社会から寄せられた600億元余りの義捐金に対する会計審査を行った結果、大きな違法行為はありませんでした。

　会計審査署の関係責任者は、「大きな違法行為や浪費などの問題に対する取締りと、救援資金と物資の分配と使用に対する会計審査を強化し、その結果を定期的に発表する」と述べました。（翻訳：洋）