サウジアラビアのアブドラ国王は22日、国際市場での原油価格の高騰を抑えるため、サウジアラビアは原油の日産量を20万バレル増やして97万バレルにすることを発表しました。
これはアブドラ国王がジェッダで開催中の国際石油会議の開幕式で発表したもので、アブドラ国王は、「サウジアラビアは石油消費国の需要に非常に注目し、いかなる規定以上の需要を満たしていく」と述べました。
アブドラ国王は、その際、「サウジアラビアは10億ドルを寄付し、OPEC・石油輸出国機構の枠組み内に発展途上国の発展を支援する基金を設ける。このほか、サウジアラビアは後進発達国に5億ドルの借款を提供し、そのエネルギーと開発のプロジェクトを支援していく」と述べました。
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