中国の石炭産地である内蒙古自治区のオルドス市で、中国が自主的に研究開発した石炭液化生産ラインがすでに完成して、今年の9月にはテスト運転を行う予定です。
この生産ラインは毎年350万トンの石炭を液化し、ディーゼル油やプロパンガスなどの製品108万トンを生産することができます。
これについて、オルドス市の杜梓市長は「今、石油価格が高騰している状況の下、このプロジェクトを実施することは、国のエネルギーの安全保障にとって大きな意義がある」と話しています。
ある専門家は、2020年頃には中国の石炭液化の生産は、3000万トンから5000万トンの規模にまで拡大されると予測しています。
|