中国では、食糧を生産をしている農家のほとんどが食糧を備蓄していますが、この農家による食糧備蓄は中国の食糧供給の安定を確保する上での保障となっており、全国の国有食糧倉庫と同じ役割を果たしているのです。
国家食糧局の調査によりますと、約60%の食糧は農家に保存されています。農家による食糧備蓄はれ指揮が長く、昔から、多く食糧を蓄えろという言葉があるほどです。孫政才農業相は「中国の食糧在庫量と消費の比率は世界の平均レベルの2倍に達し、食糧の国内供給を確保できる」と述べました。
中国政府は、農家による食糧備蓄の重要性を意識しており、特に食糧主管部門は、去年から10年かけて500万世帯の農家の備蓄倉庫をの改造を行い、毎年1100万トンから1750万トンの食糧の損失を防止する計画です。また食糧の備蓄を保障するため、中国政府はこれから農業生産を奨励していくということです。(06/19 翻訳:Yin)
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