中国の孫政才農業相は、3日、ローマで開催中の国連食糧農業機関の主催による「食糧サミット」で、「食糧価格が高騰している責任を一部の発展途上国の需要が増えたことに帰してはならない」と強調しました。
孫政才農業相は、この中で、「一部の先進国は、食糧需要の増加や価格の高騰を発展途上国の発展またはある国の政策のせいにしているが、これは、事実ではなく、建設的な態度でもない」と語りました。
また、孫政才農業相は、「いかなる国もより良い生活を送る権利を持っている。生活が改善されるとともに、食糧供給が不足な状態から豊かな状態に変わることが、世界の食糧安全に役に立つと言える。中国が13億人の衣食問題を解決したことこそ、世界の食糧安全に貢献したことになるだろう」と述べました。(翻訳:李軼豪)
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