中華人民共和国中央軍事委員会の胡錦涛主席は14日、震災救援中に殉職したヘリコプターパイロットの邱光華大佐に一等功労賞を追悼授与する命令を出しました。
邱光華大佐は中国人民解放軍成都軍区所属の副師団級のパイロットで、少数民族チャン族の出身。1957年に生まれ、そのご軍隊に服役して34年来二等功労賞を二回、三等功労賞を三回それぞれ授与されています。今年の5月12日の四川大地震発生後、邱光華大佐は63回飛行して234人の被災者を救出し、救援活動で際立った貢献をしました。そして5月31日の被災者輸送の飛行中に、霧と強い気流に出会い、ヘリコプターは山に墜落し、ほかの乗員と共に殉職しています。
なお。成都軍区はこのほど、李月、王懐遠、陳林と張鵬の各乗員にも一等功労賞を追悼授与しています。
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