中国政府は16日、ブン川大地震の被災地への救援資金と物資の使用について指示を出しました。

　それによりますと、救援資金はすべて四川、甘粛、陝西、重慶と雲南など被災地に送り、住民の生活再建を優先にして使うことが強調され、特に、倒壊住宅の再建、学校、病院，社会福祉など公共サービス施設と付属設備の建造や困っている住民、孤児や身寄りのない老人と身障者などへの生活手当てに充てること。その次に農村の道路、橋梁などインフラ整備に使うことが強調されています。

　また、これら資金と物資の使用についてはその公開度を高め、これら資金と物資が、確かに、いち早く、安全に被災地や被災者の手元に届くことが要求されました。このほか、資金と物資の使用効果を高め、提供者の合法的権益を確実に保護することも要求されています。