主要8カ国(G8)財務相会議は13日夜、日本の大阪で、中国、オーストラリア、ブラジル、南アフリカなどが参加する拡大会合を開き、世界の原油価格と食糧価格の上昇が世界経済、特にアジア経済の発展にもたらす影響について討議しました。
今回の拡大会合で、一部の代表は、「原油と食糧の価格が全面的に上昇したことは世界的なインフレを導いた。一方、アジアの新興経済国の市場にとって、原油価格の高騰と食糧価格の上昇によるインフレという脅威は、アメリカのサブプライムローンによる金融危機の脅威より遥かに大きい」との見解を述べました。
また、一部の代表は、「投機の要素が原油価格を上昇させた」と認めています。しかし、会議はその対策については討議しませんでした。(翻訳:玉華)
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