江西省の饒河で、激しい雨の影響により1998年以来最大の洪水が発生しました。11日午後7時現在、饒河の支流の昌江にある渡峰坑水門ステーションの水位は31.67mとなり、警戒水位を3.17m上回りました。また、もう一つの支流の楽安河にある虎山水門ステーションの水位は29mとなり、警戒水位を3m上回りました。
この大雨の影響により、一部のダムで危険な状態になり、山崩れや家屋の倒壊などの被害も出ています。これまでの統計によりますと、江西省全体で205万人が被害を受け、2348棟の家屋が倒壊し、156万ムー(約10万4000ヘクタール)の畑に被害が出て、直接の経済損失は11億4000万元に達しています。今のところ、死傷者の報告はありません。(翻訳:katsu)
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