パレスチナ自治政府のアッバス議長は9日、エジプトのカイロで、「イスラエルが、占領したパレスチナの領土で引き続き入植地を建設するのは、パレスチナとイスラエルの和平にとって大きな障害だ」と述べました。
アッバス議長はこの日、パレスチナとイスラエルの和平交渉などについて、エジプトのムバラク大統領と会談を行いました。アッバス議長は会談後、「イスラエルが入植地を建設することはパレスチナの土地を蚕食することだ。これは和平交渉の進展を阻害している」と述べました。
また、別の報道によりますと、パレスチナの交渉責任者であるエレカート氏は9日、「アメリカ、イスラエル、パレスチナの関係者は16日に会談を行い、和平交渉の進展状況について討議する」と語りました。(翻訳:玉華)
|