イスラエルのゼエブ・ボイム建設相が1日、東エルサレムでユダヤ人入植者の住宅を新たに800余り建設すると発表したことに対し、パレスチナなど国際社会から反対の声が上がっています。
パレスチナ自治政府のアッバス議長は2日、「イスラエルがユダヤ人入植地を拡大することは、パレスチナとの和解実現に大きな障害となる」と批判しました。
国連のパン・ギムン事務総長は2日、「イスラエルがパレスチナの領土でユダヤ人の入植地を拡大していることは国際法に違反している」と述べました。
また、アメリカホワイトハウスのペリノ報道官は、「パレスチナとの関係をいっそう緊張させる」と反対の意を示しました。
アラブ連盟のムーサ事務局長は、「イスラエルが、パレスチナとの和平交渉に誠意がないことを示している」と指摘しました。(翻訳:鵬)
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