4日、北京で開かれた中国国務院常務会議は、「四川大地震復興条例案)」を審議し、基本的に採択しました。
温家宝首相が主宰する今回の会議は、条例案を制定し、復興建設を法制化することは極めて必要だとしています。条例案では、人を最も大事にし、科学的に計画し、統一的に配慮し、段階に分けて実施するという方針や原則を明確にしました。そして、資金の使用、物資や仮設住宅の調達については、公開性や透明性を求めました。さらに、交通、通信、電力、給水、住宅、学校、病院などの再建を優先すべきだとした上で、特に学校、病院などの公共施設建設に当たっては耐震構造にすることを要求しています。
4日正午までに、四川大地震で亡くなった人は、69122人になっています。(翻訳 朱丹陽)
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