中国民政省はこのほど、四川大地震の被災地に住む両親を失った子供や身障者、身よりのないお年寄りの生活支援に関する「意見書」を発表しました。
これに基づいて、現在、身元が確認されていない子供の親探しを手配しつつ、条件の比較的良い福祉施設や公立学校に送ります。身元が確認されれば、親族が後見人となったり、引き取ったりするなど長期的な養育を行います。特に、10歳以上の「孤児」を養育するには、本人の同意が必要となります。
また、「意見書」は身障者や身よりのないお年寄りに四川省内の福祉施設で定住してもらい、困難のある場合、民政省によって、経済的ゆとりのある省に移転してもらうことになります。(翻訳:董)
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