中国の改革開放の実施30周年と中日平和友好条約の締結30周年、ならびに中日青少年友好交流年を記念するため、中日伝播網(http://www.cjcnet.com/txtplayer.aspx)は28日、「第一回中日青少年交流フォーラムーー中日間の全面交流の新時代に向けて」というイベントを催しました。今回フォーラムは両国の青少年交流のあり方を議論しただけでなく、大地震の救援などにより、中日関係に新しい動きが現れたことを評価しました。
今回フォーラムの秘書長でもある中国社会科学院の日本問題専門家の趙剛さんが対話の司会を務め、ゲストとしてフォーラムの副秘書長である北京大学日本人会顧問の加藤嘉一さん、東京大学北京代表所の宮内雄史さん、北京大学中日交流協会対外連絡部部長の張一さん、清華大学日本語専攻三年生の李緯靖さん、北京外国語大学日本語修士課程にある陶文テイさんが参加しました。フォーラムの模様は中国語の文字によるインターネット中継で紹介され、数多くのインターネットユーザーがゲストに質問し、双方向の交流が行われました。
フォーラムは、四川大地震で犠牲になった人々への黙祷から始まり、その後、四川大地震、胡錦涛国家主席の日本に対する「暖春の旅」などのホットな話題についてそれぞれの意見を述べました。中でも、四川大地震が起きた後の日本各界の迅速な反応と積極的な救助活動により、中日関係に新しい変化が見られたことが高く評価されました。
また、青少年交流の今後の中日関係の発展に与える影響、それにそれぞれ自らできることとは何かという点についても、インターネット上での書き込みを交えて、活発な議論が行われました。
主催者の中日伝播網は、今回の交流は両国の青少年同士の理解を深めただけでなく、両国の民間交流をも促進し、相互理解を深める上で大きな役割を果たしたと満足の意を示しています。
中日伝播網は1999年以降、十数回にわたり、中日のコミュニケーションとの交流をテーマにフォーラムを開催してきました。今年は中日の青少年交流を盛り上げるため、メディアや研究機構と提携して、中日青少年交流フォーラムと日本に対する知識に関するクイズ大会を開く予定です。(Yan)
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