香港、マカオ、台湾のメディアは29日、「28日に行われた中国共産党の胡錦涛総書記と中国国民党の呉伯雄主席との会談は、両岸関係を前向きに推し進めていくだろう」と見ています。
台湾の『連合報』は「四川大地震の発生を受けて、両岸関係には、双方が重要視してきた『歴史的チャンス』が訪れている。会談の中で遂げた成果も、両岸の友好関係に礎を築いた」と報道しています。
香港の『文匯報』は「今回の会談で、双方は台湾独立に反対し、1992年の会談での『九ニ共通認識』を堅持することを共に表明しており、核心となる問題においても見解の一致に達し、相互信頼関係の確立に大きな基礎を固めた」としています。
『マカオ日報』の社説は「離れ離れになった60年の歳月の上に、この8年間の紆余曲折があり、両党、それに両岸の間には処理すべき問題がたくさんある。双方の努力や交流によって意見の対立を乗り越えれば、平和的で健全な両岸関係も期待できる」と述べています。(翻訳:コオリ・ミン)
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