日本政府がこのほど、自衛隊機で中国の四川被災地に救援物資を輸送することを決めたことについて、中国外務省の秦剛報道官は29日北京で、「中国は、日本政府と社会各界が四川に援助を提供したことに感謝の意を表す。しかし、このことについては、両国の国防部門の協議が必要だ」と述べました。
秦剛報道官は、この日行われた外務省の定例記者会見で記者の質問に答え、「被災状況が深刻であるため、関連の国と軍隊が被災地に救援物資を提供することを歓迎している。一部の国は、救済物資を速やかに被災地に運ぶため、中国と協議した上で、軍用機の派遣を決めた」ことを明らかにしました。
秦剛報道官はまた、「中国の四川大地震発生直後、日本を含む国際社会は様々な方法で、中国側に各方面にわたる支援と援助を提供してくれた。これに対して、中国は心から感謝している」と語りました。(翻訳:洋)
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