中国陝西省と日本との協力を訴える「中国陝西省と日本との協力週間」経済貿易説明会が22日、東京で開催されました。これには、日本各界の人々200人余りが参加し、陝西省の説明に耳を傾けたり、陝西省関係者と貿易や投資などを話し合ったりしました。
陝西省人民政府の秦正秘書長はまず、陝西省全般について紹介しました。それによりますと、「陝西省は20.58平方キロの面積と3750万人の人口を持つ中国大陸の中心に位置し、中央アジアとヨーロッパへの中継ぎ地とされ、中心地の西安はかつてシルクロードの起点である。唐の時代の長安、今の西安は、空海や阿倍仲麻呂など5000人余りの遣隋使、遣唐使が訪れ勉強したところでよく知られている。陝西省は、1983年7月に京都府と、1994年4月に香川県と友好都市関係を結び、また西安市、カン陽市、宝鶏市と漢中市など4都市は、奈良、京都、船橋、宇治、成田、八幡、出雲など7つの都市と友好都市関係を結んだ。」ということです。
日本との交流・協力可能な分野について秦正秘書長は、一、省エネ・環境保全;ニ、エネルギー化学工業;三、ハイテク・設備製造;四、人文・観光業などの分野を挙げました。
この「中国陝西省と日本との協力週間」は、23日に大阪の帝国ホテル大阪、23日にグランドプリンスホテル京都でそれぞれ行うことになっているそうです。
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