日本の福田首相と欧州委員会のバローゾ委員長、EU(欧州連合)の議長国スロベニアのヤンシャ首相が23日、東京の首相官邸で日本とEU首脳との定期会談を行い、その後声明を発表して、国際的機構を構築し、省エネでの協力を推進していくと表明しました。
この声明は、「双方は、エネルギーの効率向上での協力を進める国際機構を構築し、6月に日本の青森県で開催されるG8(主要先進国)のエネルギー問題担当閣僚会議でこれについて合意していく」とした上で、温室ガス排出量減少での国別の中期的目標を確定する必要性を強調しました。
このほか、日本とEUの指導者は、世界の経済情勢などについても意見を交換しています。
|