レバノン議会は25日会議を開き、スレイマン国軍司令官が127の有効投票中、118票を獲得し、新大統領に選出されました。これによって、大統領が6ヶ月間空席という状態に終止符が打たれました。
選挙後、スレイマン司令官はただちにレバノン大統領に就任し、就任演説の中で、「政治家であれ一般の国民であれ、すべてのレバノン人は、レバノンの新しい時代を切り開き、国の利益を守るよう努力する必要がある」と呼びかけた後、「政治の安定がレバノンの民主化プロセスを推し進める上で非常に重要だ」と強調しました。
同じく25日、国連のパン・ギムン事務総長と欧州委員会のバローゾ委員長はそれぞれ、スレイマン氏の当選に祝賀の意を表しました。また、パン・ギムン事務総長は「国の主権と安定、政治的独立を維持するため、引き続き努力していくよう」レバノン関係各方面に求めました。
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