レバノン議会多数派に属するファランヘ党のジュマイエル党首は、12日、イスラム教シーア派民兵組織のヒズボラに対して、武力の放棄を求め、それを対話の前提にすると語りました。
この日の記者会見で、ジュマイエル党首は、双方が対話を行うまえにヒズボラの指導者ナスララ師が自らメディアやアラブ諸国を前に、国内の政治闘争では武力を行使しないと約束することを求め、そうしないと対話をしても何の成果も収めることができないと語りました。
一方、ヒズボラの指導者ナスララ師の政治顧問は、この日の記者会見で、政府に対して、先頃決めたヒズボラの電話通信網を取り除くなどの決定を撤回するよう求めるとともに、いかなる攻撃に対しても復讐を行うと牽制しました。(翻訳:李軼豪)
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