独立国家共同体加盟国の首脳会議が23日、ベラルーシの首都ミンスクで開かれました。
会議では、各加盟国の首相が経済や人文分野における共同体の協力強化や一体化プロセスの加速ついて討議しました。
ロシアのプーチン首相は席上、各分野における協力の強化について多項目の提案を出しました。この提案には、2010年の「ソ連祖国防衛戦争65周年」の祝賀イベントの実施、記念章と記念貨幣の発行と第2次世界大戦に参加した兵士の交通費の免除などが含まれています。プーチン首相は、これについて「一部の国の指導者が共同体内でロシア語を普及させ、人文分野における協力の強化とするという提案は重要な意義がある」と述べました。
ベラルーシのシドルスキ首相は、共同体内の経済協力を速めることを提案し、年内に共同体の経済協力戦略草案を制定させるよう呼びかけました。
共同体執行委員会のレベジェフ議長は、「会議ではおよそ20の問題について検討したが、そのほとんどは経済協力分野の問題だ。会議はこれらの問題について相応的決議を行った」と述べました。(翻訳:董)
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