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北川高校学生たち |
唐高平先生 |
北京時間の5月12日午後2時28分、四川省のブンセン(サンズイに「文」、「川」)では、マグニチュード8.0の大地震が起きました。地震の被害によって、綿陽市の北川県にある北川高校が崩壊し、多くの犠牲者が出ました。
ちょうど地震発生の前日、5月11日に、北川高校では、高三の生徒たちが受験勉強の合間に息抜きの運動会を行いました。運動会の写真が当日夜、ある先生のブログに掲げられました。地震が発生した後、そのブログに「次の更新が切望される」という書き込みが殺到して、写真中の生徒たちや、ブログを書いた先生の安否が多くの人々から懸念されていました。
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悲しい生徒と先生 |
悲しい生徒と先生 |
17日、記者は綿陽市被災者収容所でブログを書いた唐高平先生に会いました。唐先生によりますと、地震発生の時、唐先生は校舎の5階にある高三8班で物理の授業をしていました。5階建ての校舎の1、2階は陥没しましたが、3階以上にいた生徒は難を逃れました。写真中に載せられた高校三年生の9つのクラスは全員無事でしたが、3年生を担当していた教師のうち、2人が行方不明のままだということです。
また、19日午前、北川高校は、綿陽市長虹トレーニングセンターで授業の再開式を行いました。509人の高三生徒は全員無事で、受験の準備を続け、通常の授業のほか、心理カウンセリングの授業も新設されたということです。(05/19 翻訳者:Lin)
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