中国のチベット問題で西側の一部メディアが事実と違う報道を行っていることについて、外国の専門家や記者から批判が出ています。
インドの新聞「アジアン・エイジ」の時事論説員ムスタファ氏は、「チベットに取材に行ったとき、そこは、社会が繁栄し人々が生活に満足している様子だった。中国に行ったことがないのに中国政府のチベット政策を批判する西側の記者は、記者のモラルを逸脱している」と指摘しました。
ドイツでアジア問題を研究する専門家マリオン・シュナイダー氏はインターネットで文章を発表し、「1950年以前のチベットの状況は悪かった。でもいまは、チベットはわりと大きな自治権を持った上で中央政府から支援を受けている」と指摘した上で、「西側のメディアが、状況をよく調べて事実そのものを伝えるよう期待している」と述べました。
ネパールの週刊誌や英字紙の記者らも、「チベットの経済発展が印象深い」「西側のメディアは偽りの報道を行っている」などと述べました。(翻訳:鵬)
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