アメリカの『ニューズウィーク』紙は『西側は中国人の考え方にあるチベット問題を理解すべきだ』というテーマの記事を掲載しました。この記事は「西側の国の指導者が中国人を理解しようとしなければ、摩擦はますます深刻となる。ヨーロッパの指導者が政治的な勇気を示したければ、北京五輪の開幕式に出席すべきだ。これによって、中国の開放、国際化を促すことが出来る」と指摘しています。

　ドイツの『ユンゲ・ヴェルト』は25日付けの記事で、「チベット文化は絶滅の脅威を受けてはいない。チベット族は分裂に反対している」と指摘しています。

　また、ドイツの経済専門誌『ヴィルトシャフツヴォッヘ』の元北京駐在記者は「西側のメディアがチベット問題で一方的な姿勢を示すのは、西側が中国の強大化を恐れると共に、チベットを理想化した見方を持っているからだ。しかし、その理想的なチベットは存在していない」と語りました。（翻訳：katsu）