一部の海外メディアと専門家はここ数日相次いで記事などを掲載し、西側がチベット暴動、及び北京オリンピックの聖火リレーについて歪曲した報道を行ったことについて反省の意向を示しています。

　シンガポールの新聞「聯合早報」は22日、「西側の多くの民衆は西側のメディアがマイナスのニュースだけを報道し、プラスのニュースを報道しないことについて理解できない。一部の西側のメディアは彼ら自身のかたより過ぎたやり方を反省し始めている」と指摘しました。

　フランス通信は22日、論評を発表し、「中国とフランスは聖火リレーをめぐって発生した問題について食い違いをなくそうとしている。しかし、パリがダライ・ラマに名誉市民の称号を与えたことはこの努力を破壊する可能性がある」と指摘しました。

　また、ドイツ外交協会の中国問題専門家、サンドシュネイデ氏はこのほど、チベット暴動後のドイツのメディアには中国に関するマイナスの報道がいっぱいであることに遺憾の意を表した上で、西側のメディアと民衆に対して、事実に基づいて中国を扱うよう呼びかけました。（翻訳：玉華）