チベット旅行、5月1日より全面再開へ。記者の取材によると、チベット自治区政府が4月23日から国内観光者のチベット旅行を回復させることを確認したことを受けて、いま、自治区内の多くの旅行社は既にチベット旅行を再開する準備を進めています。で、25日から北京市民は各大手旅行社でチベットへの旅行について問い合わせや申し込みをすることが出来ます。
◆チベット行きの鉄道チケット、実名購買制度導入
記者の取材によると、5月1日より、チベット行きの鉄道利用では実名によるチケット購買制度が導入されます。個人がチケットを買う場合は身分証明書の提示が求められ、購買者の実名が登録されます。旅行社に団体として委託する場合は、身分証明書のコピーを旅行社に提出し、旅行社の団体チケットの購入することが望まれます。
チベットはここ数年の観光のホットスポットになっていて、7月1日に青海チベット鉄道が開通した2006年の旅行者数は合わせて251万人に達し、その前の年より39.5%増えています。そして2007年には年間の旅客数が400万を突破し、その前の年より60%以上増えました。しばらく前に発生したラサ「3・14」事件は一般人のチベット旅行に大きく影響したことから、今回のチベット観光の回復はチベットへの旅行ブームを改めて引き起こすことにつながるでしょう。つまり、チベット旅行に行きたいと思う観光者の数は急速に増えることが望めるでしょう。
◆専門家の意見、チベット旅行は団体で
5月のチベット高原は春真っ盛りです。花が満開し、とても気持ちいい天気が望めます。日中の平均気温は15度前後で、大気の中の酸素も比較的多く、雨季の前なので道路状況も良好。驢馬愛好者やバック・パッカーにとって、チベットは親しみやすいところといえましょう。また、地元の環境は多様であるため、旅行社を通して団体で訪れることをお勧めします。
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