チベットポタラ宮管理処のチャンバゲサン処長は、「昔のチベットでは、ポタラ宮はダライ・ラマ個人のものだった。しかし、ボタラ宮は、いま中華民族の宝物となり、わたしたち管理処の50人余りのスタッフと70人余りの僧侶たちは毎年、延べ10万人の信徒と内外からの観光客にサービスを提供している」と述べました。
今年66歳のチャンバゲサン処長は、昔のチベットの貴族出身で、その叔父はダライ・ラマ14世とボタラ宮の執事を勤めたことがあります。チャンバゲサン処長はまた、「ポタラ宮は、チベット族の人々の聖地となっているだけでなく、世界の文化遺産でもある。いま、ポタラ宮ではこの350年来最大の修繕作業が行われている」と語りました。(翻訳:洋)
|