第12回国連貿易開発会議が20日、ガーナの首都アクラで開幕しました。会議のテーマは、「グローバル化がもたらしたチャンスと挑戦」です。
国連のパン・ギムン事務総長は開幕式で、「グローバル化と世界経済の急速な発展は、全ての人に利益をもたらしていない。まだ50の後進国が忘れられているようだ。また、世界経済は、食糧価格の高騰の危機に臨んでいる」と述べました。
パン・ギムン事務総長は、さらに、計画通り、国連のミレニアム目標が実現されるかどうか、地球温暖化にいかに対応していくのかは直面している厳しい挑戦だと指摘しました。
会議の議長を務めるガーナのクフォー大統領は、「現在、多くのアフリカ諸国が貧困に陥っている。会議の開催によって、世界貿易におけるアフリカの不利な状況を変えるよう希望する」と述べました。(翻訳:GK)
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