6日間にわたる第12回国連貿易開発会議は20日、ガーナの首都アクラで始まりました。会議は、「グローバル化がもたらしたチャンスと挑戦」をテーマとし、食糧の安全保障と食品価格の調整を重要議題としています。
出席した国連のパン・ギムン事務総長やガーナのクフォー大統領、ブラジルのルラ大統領はそれぞれ初日の会議で発言し、食品と農業問題を重点として取り上げました。この中で、パン・ギムン事務総長は、緊急な措置を講じ、食品安全を保障するよう国際社会の一致団結を求めました。
また、この日、発展途上国の77カ国グループと中国による閣僚級会議が行われました。中国商務省の易小準次官は、国際社会が国際貿易と金融システムの意思決定や規則制定への発展途上国の参加を支持するよう呼びかけました。(翻訳:GK)
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