イランのモッタキ外相は、13日、テヘランで、「イラクの治安情勢の不安定が続いていることは、アメリカが固執しているイラク政策が誤ったものであることの表れだ」と述べました。
これは、モッタキ外相が、イラク訪問のフィリピンのロムロ外相と会談後の記者会見で述べたものです。モッタキ外相は、「アメリカのイラク政策は失敗している。しかし、ワシントンはこの事実を認めず、イラク政策を修正しないばかりか、この失敗をほかの国に転嫁し続けている」と批判しました。
このほか、モッタキ外相は、近いうち、クウェートで行われるイラク周辺諸国外相会議がイラクの治安危機の解決に役立つよう、期待するとのコメントを述べました。(翻訳 朱丹陽)
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