朝鮮のキム・ヨンイル(金英日)内閣総理は8日、ピョンヤンで「アメリカが引き続き朝鮮の敵視政策を取っており、朝鮮半島の情勢は依然として緊迫し不安定である」と述べました。
朝鮮中央通信社によりますと、これはキム・ヨンイル内閣総理が、キン・ジョンイル主席の朝鮮国防委員会委員長就任15周年の祝賀報告会で述べたものです。キム・ヨンイル内閣総理は、「アメリカの強硬な保守勢力は、朝鮮と対話を行いながら、朝鮮半島及びこの周辺地区で現代的軍備を絶えず強化し、韓国の好戦勢力と共に、朝鮮を仮想敵国とした大規模な共同軍事演習を行っている。また、日本も在日朝鮮人総連を圧迫している」と述べました。
朝鮮半島統一問題について、キム・ヨンイル内閣総理は、「朝鮮人民は、全民族を団結させ、外来勢力の干渉に反対し、自主統一、平和繁栄を実現するための戦いを続け、祖国統一という歴史的事業を実現していく」と語りました。
キム・ヨンイル内閣総理は、さらに、「朝鮮はアメリカ及びその追随勢力の動きに注目し、朝鮮の尊厳と利益を侵犯するいかなる行為をも罰していく」と述べました。(翻訳:GK)
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