中国の有名な経済学者で、今年2月に世界銀行の副総裁に就任した林毅夫氏は1日、「中国は、今世紀の前半に、中華文化の全面的な復興期を迎える可能性がある」と述べました。
これは林毅夫氏がこの日、香港科学技術大学で講演を行った際も述べたものです。林毅夫氏は、この中で、「現在、中国の一人当たりのGDP・国民総生産はアメリカの5%にすぎない。もし中国が年間9.8%の成長率を保ち続けていけば、2030年には、中国の一人当たりのGDPはアメリカの20%になるだろう。歴史と実践が証明しているように、中国の経済的な基礎、つまり中華文化の経済的な基礎が大きくになるに連れて、中華文化も発展していくと思う。革新の中で儒教文化の精髄を維持しながら、外来文化の長所を取り入れることにより、中国の特色ある新しい文化が生まれるだろう」と述べました。(翻訳:GK)
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