中国国営の新華社通信が30日発表した文章は、「ダライ・ラマ一味がラサの暴力事件の首謀者であり扇動者だ」と指摘しています。
それによりますと、ダライ・ラマ一味は1959年の武装反乱失敗後、国外へ亡命し、長期にわたって祖国分裂活動に従事してきました。北京五輪招致が決まったあと、ダライ・ラマ一味は「決戦は北京五輪」というスローガンを打ち出し、国の内外で北京五輪を標的とした破壊活動を企て、北京五輪妨害を口実にチベット独立を推進しようとしています。
この文章は、また「3月14日、ダライ・ラマ一味に煽られて、一部の暴徒はラサで暴力事件を起こした。当日、ダライ・ラマ一味は会議を開き、『中国政府との戦いに十分な経費を提供するため、チベット亡命政府の財政部により資金を調達する』ことを決めた。同時に、アメリカやイギリス、フランス、インドなどの中国大使館を襲撃するよう命じた」としています。(翻訳:コオリ・ミン)
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