再任された中国の温家宝首相は18日、北京で、「経済の安定かつすいやかな発展、経済と政治体制の改革における新たな成果、社会の公平・正義の推進、社会主義精神文明の強化といった四つのことがこれからの重点だ」と述べました。
中国の第11期全国人民代表大会第1回会議が18日閉幕しました。温家宝首相は会議後開いた記者会見で、「現在、中国はまず、経済発展における不安定で持続できない問題、特に物価の速すぎる上昇とインフレの圧力を解決し、経済の安定ですみやかな発展を維持しなければならない。第2に、思想を解放し、改革と革新を推し進め、経済体制と政治体制の改革で新しい成果を収めなければならない。第3に、社会の公平と正義を推進し、人々の合法的権益を尊重、擁護し、自由平等の下で、人々に全面的な発展のチャンスを作り上げなければならない。第4に、社会主義精神文明の建設を強化し、中国が精神文明と道徳力を持つ国になるようにしなければならない」と述べました。(翻訳:玉華)
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