2日間の予定のEU(欧州連合)首脳会議が現地時間の13日夜、ブリュッセルにあるEU本部で開かれ、27の加盟国の大統領や政府首脳が会議に出席しています。
欧州委員会のバローゾ委員長とEU議長国の議長であるスロベニアのヤンシャ首相は、この日「EUは世界的なリーダーとなり、就職、経済成長、社会福祉などの問題を解決しなけらばならない。加盟国は省エネと廃棄物削減、気候変動への対応などで率先して行動し、エネルギー集約型企業がヨーロッパから環境保護措置の実施が遅れている地域に移転するのを阻止すべきだ」と強調しました。
ドル安とユーロ高の問題も首脳たちの注目を集め、ユーログループの議長を務めるルクセンブルクのユンケル首相は「為替相場の過度的な変化は経済成長に悪い影響を与えるため、喜ばしくない」と改めて指摘しました。(03/14 翻訳:Yin)
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