EUのソラナ共通外交・安全保障政策上級代表は24日、パレスチナ自治政府のアッバス議長と電話会談した際、ガザ情勢に対する関心を示すと共に、ガザ地区に対する封鎖を解除するようイスラエルに要求しました。
ソラナ上級代表は「ガザ地区の人道主義的状況が日増しに悪化している。人道的援助がガザ地区の住民に届くようにするため、EUはイスラエルがガザ地区に対する封鎖を解除することを要求する」と述べると同時に、罪のないイスラエルの庶民の命を脅かすミサイル攻撃を停止するようハマスにも呼びかけました。
また、ソラナ上級代表は「EUは、引き続きガザ地区の情勢の進展に注目すると共に、パレスチナ自治政府の指導者やアラブ連盟のムーサ事務局長を含むこの地域の指導者と連絡を保っていく。EUは、中東問題に関するアナポリス国際会議での約束を最大限に履行するよう中東地域の関係各方面に促していく」と語りました。(翻訳:katsu)
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