フランスの上下両院が欧州連合の新たな基本条約「リスボン条約」の批准を可決したことに対し、欧州委員会のバローゾ委員長やバロ副委員長、欧州議会のペテリング議長はそれぞれ、祝賀の声明を発表しました。
欧州委員会のバローゾ委員長は、「フランスは、『リスボン条約』の前身となる『欧州憲法条約』を初めて否決した国だったことから、今回の条約批准は大きな意義がある。欧州連合の建設に参加する意欲が見られる」と述べ、バロ副委員長も、「フランス人として、誇りを感じている」と語りました。
日本を訪問中の欧州議会のペテリング議長も、「欧州連合にとってよい知らせである」と、歓迎の意を示しました。(翻訳:鵬)
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