岐阜県・白川郷と富山県・五箇山(ごかやま)には今でも日本の伝統建築を残した集落が存在する。この村に点在する数十棟の茅葺屋根の木造民家は屋根の勾配が60度で手を合わせているように見えることから「合掌造り」と呼ばれる。通常4、5階建ての合掌造りの建物は釘一本使わず、すべて手作りで組み立てられる。白川郷と五箇山の合掌造り集落は1995年、ユネスコの世界文化遺産として登録された。(編集KA)「人民網日本語版」