中国国家発展改革委員会の解振華副主任は、「2007年、中国は省エネや汚染物排出の削減に努力し、一段と成果を上げた」と述べました。
これは11日に行なわれた第11期全国人民代表大会第一回会議の際の記者会見で述べたものです。解振華副主任は、この中で、「去年、省エネや汚染物排出の削減についていろいろな取り組みを行ない、統計や観測、目標責任制、評価制度を確立した。これによって、エネルギー消費や汚染物の排出が多い企業の経営を抑制する一方で、生産能力が低い企業の淘汰を速めた」と述べました。
去年、中国は十件にのぼる重点省エネプロジェクトの実施を速め、1000社に上る企業の省エネ対策を推進しました。そして、さらに省エネなどに役立つ価格政策や税収策を実施すると共にエネルギー節約法を制定し、検査を強化しました。
統計によりますと、去年、中国の単位GDPあたりのエネルギー消費は3.27%下がり、二酸化硫黄と化学的酸素要求量の排出はいずれも削減しました。
解振華副主任は、「現在、省エネや汚染物排出の削減の任務は依然として厳しいが、2008年、中国はより効果的な対策を取っていくつもりだ」と述べました。(翻訳:董)
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