北京五輪の聖火リレーが5月上旬にチョモランマを登頂する予定ですが、果たして、五輪聖火は世界最高峰のチョモランマの頂上でも赤々と燃え上がることができるのでしょうか。
北京市科学委員会の馬林主任は、昨日、北京のラジオ局の番組に出演した際、「去年4月、五輪聖火リレーのチョモランマ登頂テストを行い、成功を収めた。今年の正式な登頂の際にも、赤々と燃え上がる聖火が見られる自信がある」と紹介しました。
馬林主任によりますと、北京市科学委員会は2006年1月に、五輪組織委が確定した聖火リレー案に基づき、準備を始め、実験を行ってきました。2006年9月に、室内で実験した結果を初めてチベットに持ち出し、ラサからチョモランマのベースキャンプまで、海抜の異なる三箇所の地点で実地テストを行い、いずれも良い結果を得ました。その後、2007年4月初めと5月末に再び登頂テストを行い、予期効果を獲得しました。これらの実地実験のデータに基づいて、2007年末、氷点下45度の極端な気温や、風速毎秒30メートルといった条件の下でも燃焼実験を行ったが、いずれも成功したため、今年のチョモランマの頂上で燃え上がる聖火が見られるだろうとのことです。(翻訳:Yan)
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