北京市の気象部門はこのほど、過去30年の気象を分析した結果、五輪期間中、北京の平均気温が24.9度であるとし、「五輪開催には適当な気温」であるとしました。
これは、先日、ある海外のメディアが「毎年8月の北京は高温、多湿度で選手の記録にも影響をもたらす」と報道したことを受けてのものです。
北京市気象局気候センターの郭文利主任は「8月の北京は、たまに高温の日があっても、高温で、かつ多湿となる状況が表れない限り、それほど暑苦しくは感じない。8月7日頃から、北京の気温と湿度は徐々に下がり、一年でも最適な気候の秋を迎える。温度や湿度を基にする"暑さ指数"も、同時期はバルセロナとほぼ同じで、アトランタやアテネを上回っている」と述べました。
立秋の後、気象条件はますますよくなるため、パラリンピック期間中の気候は「さらに適したものになる」ということです。
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