ギリシアのリアピス文化相はこのほど、五輪聖火の採火式が行われるオリンピアの植物再生作業が順調に進んでおり、式典は計画通り行われると述べました。
2007年8月下旬、ギリシアのペロポネソス半島が大きな火災に見舞われ、オリンピアも樹木が焼けるなどの大きな被害を受けました。そこで、ギリシア政府はオリンピア遺跡の周辺に植樹を行い、この地域の植物再生事業を取り組んでいるものです。
関係筋によりますと、今回の植樹は被害を受けた前の状態を再現するため、30種類の2万7千本の種苗を植える計画で、1月から作業を始まっています。
なお、リアピス文化相は25日から28日にかけて、北京を訪問して、北京オリンピック組織委員会に対し、オリンピアでの採火式の準備状況を説明することになっています。
(翻訳:東)
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