イギリス、フランス、ドイツの3カ国は21日、イラン核問題に関する新決議案を国連安保理に提出しました。
イギリスのサワーズ国連大使は、「決議案はアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、ドイツの6カ国の外相が先月達した合意に基づいて改正したものだ」と述べました。
サワーズ大使は、「決議案では、安保理が以前採択した2つの決議に基づき、イランへの制裁を強めた。しかし同時に、外交手段による解決方法も強調した。また、イランがウラン濃縮を停止し、IAEA・国際原子力機関に核計画を全面的に開放しさえすれば、6カ国は2006年6月の方案に基づきイランと交渉を再開するつもりだ」と述べました。
安保理は来週この決議案について討議するということです。(翻訳:玉華)
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