中国気象局によると、今冬に入り、中国の平均気温は1986ー1987年以降、一番寒く、しかも、気温の変動は大きかった。
初冬に気温は暖かく、歴史的に最高を記録したが、後期になると、異例に低く、歴史的に第2の低気温となった。
2007年12月に入り、中国の平均気温は氷点下2度、例年より0.3度低く、20年ぶりの最低となった。全国で、東北地域の北部、チベット高原の大半を除き、ほかの地域で、気温は例年に近かったか、低すぎ、そのうち、西北地域の大半、湖北、湖南、貴州、広西などで、気温は例年より1ー2度低く、新疆の南西部、内モンゴルの西部、甘粛省の大半で、気温は例年より2ー4度低かった。
中国気象局の予報どおりに、冬に入り、中国の天気は「前は暖冬、後は寒冬」だった。2007年12月1日から2008年1月10日にかけ、全国の平均気温は氷点下2.7度、例年より1.7度高く、1951年以降の最高となった。
1月中旬以降、中国の気温は急に下がり、低温が続いていた。2008年1月11日から2月14日にかけ、全国の平均気温は氷点下7.6度と、例年より2.5度低く、歴史的に第2の低気温となり、そのうち、江西、湖北、湖南、広東、広西、重慶、貴州、陝西、甘粛、寧夏、新疆など省で、気温は歴史的に最低となった。
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