世界自然保護基金による中国の「低炭素都市」発展プロジェクトが28日、北京で正式にスタートしました。上海と河北省の保定市がこのプロジェクトの最初のテスト都市に選ばれました。
低炭素都市とは、経済が急速に発展しながら、エネルギー消費と二酸化炭素の排出を低いレベルに保っている都市を指しています。「低炭素都市」の目標を実現するために、今後数年間、世界自然保護基金は上海と保定をテスト都市として、建築の省エネ、再生可能なエネルギー、省エネ製品の製造と応用などの分野で、炭素ガス排出を抑えた発展計画を追求すると共に、実施可能な方策を確立し、全国へ次々に広めていきます。また、中国の関係部門と関係分野の専門家が、プロジェクトの技術顧問グループを作り、一貫してプロジェクトに技術と政策への支援を行うことにしています。(翻訳:katsu)
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